あっという間に1年がたってしまいました。
1昨年(2008年)のことです。11月にフランスのブルターニュ地方、レンヌにあるレンヌ第2大学で、日仏の農業のあり方を問う研究会がありました。
テーマは生産者と消費者の連環を基盤とする『分かち合う農業』について。その半年ほど前に、日本での私たちの地域での取り組みや、田舎のヒロインわくわくネットワークを通しての活動を発表してもらえないかという、レンヌ大学教授の雨宮裕子先生からメールがきました。ただし、1万字の論文を提出して学内審査にパスしたらとのこと、もしかしたら飛行機のチケットも出るかもしれないという条件つき。
『この忙しいときにそんなことできるもんか!』という夫の言葉は右の耳から左の耳へ。なぜ、私たちの取り組みをフランスで発表する必要があるのだろうか。フランスの農業は何が問題になっているのだろうか?
面白そうなのでとりあえず挑戦して書いてみることにしました。
文章のテーマは『おけら牧場から広がる都市農村交流』と『田舎のヒロインわくわくネットワーク』。
フランス初めとするヨーロッパの農業や、現状を学べるせっかくのチャンス。ヒロインの仲間たちに口コミで声をかけると急きょ6人が集まりました。
フランスのレンヌ地方はブルターニュ独自の文化や伝統を持つ地域。できればホームステイをして人々の日常を経験したいと思い、雨宮先生に紹介していただいたのがフランソワさんと迪子さんご夫妻。
レンヌ駅の近く、昔のお城のような一角の建物・3階の2部屋とバス・トイレ・キッチン、そのほかに離れの1室を貸してもらって2週間のレンヌ生活が始まりました。大学へ通い、共同経営の農家レストランや農家民宿を訪ね、フランスで一番大きなマルシェ・リスの広場の市へ行き、迪子夫妻の案内で、市場で牛乳やチーズを販売し、アマップにも参加しているバンサン氏の農場を訪問することができました。
ついでに私の研究テーマのBSEの原因とリービッヒを調べにドイツの農家民宿で宿泊しながら、7日間ドイツを旅しました。「2009夏のヒロイン通信」の参加メンバーの報告のように、かけがえのない貴重な、スリルに満ちた楽しい生活体験でした。
あれから一年、レンヌで発表された種々の研究テーマや、私に要請された地域の人たちと一緒に行っている取り組みや町おこし、『田舎のヒロインわくわくネットワーク』の存在やその意味を考え、大切なことに気がつきました。そのことを伝えたいと思います。
まずは研究会を通して
★ ★食の問題は生命の維持を超えた社会や文化に根ざした問題 ★ ★
フランスでも小さな農家がつぶれ、離農し、遊休地や荒廃地が増えています。
狂牛病で食の安全への不安が高まる一方、食物アレルギーがふえ、人は何をどう食べて生きればよいのか、食の問題は生命の維持を超えた社会や文化に根ざした問題であると考えられるようになり、そのために食品流通の公正なルールを検討し、市場原理の本来の役割の意味を問い返す必要があるとみなされるようになりました。
農業は人と人の命の糧を育む大地を調和的に結びつける連環の営みです。生産者と消費者をつなぐ産直は、土から切り離されてしまった都会の消費者に土へ回帰するきっかけをも与えてくれます。産直は生産者が消費者と交流し、農業への理解を深め、小さな農家が生き延びるための一つの方法にもなります。そこで、消費者が小さい農家を支え、地域が再生できるように、消費者と生産者が一緒になって農業のあり方を考え、農業生産物を受け取るだけではなく、生産者を支える必要性とその取り組みがなされることが大切であると考えられるようになりました。
一人の生産者とグループの消費者が契約を交わすアマップという農産物の産直システムが各地で徐々に行われはじめました。家族経営の農業を守る会の略称でアマップと呼ばれています
『アマップ・AMAP ・Associations pourle Maintien d'une Agriculture Paysanne』
これは日本の生活協同組合の『提携』と、アメリカのCSAをモデルに、2001年5月に南フランスのオーバーニュで発足したといわれています。
【以上の文は研究会と雨宮さんの話を参考にさせていただきました】
CSAは『Community Supported Agriculture 』
地域サポート型農業の意味で、住民が地元の農業の維持、発展や新規就農を支援するために地域住民が会員となって契約を交わし、作付け前に生産者に作物代金を前払いし、収穫時に農産物を受け取る仕組みです。
生産者は資金繰りの回収や収入の安定が図れ、台風や害虫災害のときは地域住民が結果を共有するため、不作のときは農作物の量が減少しても補償を求められることはありません。そのかわり生産者は、営農方針や生産状況を消費者に報告し、対話会を開き意見交換し、農法や作物の変更も一緒に検討することが求められます。
消費者は農業体験を重ねて生産者の業務をサポートしたり、交流を図り、有機農業や低農薬を進め、地域の自然環境も農家とともに維持することも出来る、という取り組みで、アメリカやカナダを中心に広まってきました。その結果、生産者の収入が安定向上することによって、地域の経済効果や、地域住民との交流で食を通じて食育の発展にもなる、という地域の活性化に大きな貢献を果たす可能性を秘めています。
サンチョクとテイケイ
日本の産直という言葉は1990年代にアメリカに渡り、広まってきました。
1992年に当時高校生だった娘と、アメリカの農業を知りたくて、東のワシントンDCから西のカリフォルニアまで3週間かけて、リュックを担いで飛行機やバスや電車に乗って横断したことがありました。ペンシルバニアのトニーさんの農場へ行った時に、トニーさんは毎週土曜日に町のファーマーズマーケットへ野菜を運び、週に一度、会員に野菜や卵を入れたボックスを届けていました。会員もトニーさんの農場へ訪れます。放し飼いの鶏の飼い方や、農場を見て、娘がトニーさんは家のお父さんと同じことをやっていると驚いていたのが印象的でした。そのころサンチョクという言葉が日本から入ってきたというのを聞きました。
日本での先駆者である自然農法の福島正信さんや、農薬と健康を指摘した奈良の梁瀬義亮医師、農村医学の創始者若槻俊一先生の影響を受けて、有機農業を推進された一楽照雄さんのテイケイ(提携)という言葉がアメリカへ渡り、消費者と生産者を結ぶ言葉としてサンチョクという言葉とともに定着したということでした。
日本からアメリカへ、アメリカからフランスへ。消費者と生産者を結ぶ言葉と農業のあり方が一人歩きし、今フランスでそのあり方がもう一度問い直され、新しい農業のあり方として広まろうとしていたのでした。
小さなおけら牧場と地域の仲間たちと一緒になって取り組んでいる「たまごの会」や「お肉の会」、「ミルクの会」。そして、地域の人々を結ぶラーバンの森の活動や、三国の村おこし、町おこしで始めた『大豆丸ごと豆腐のきっちょんどん』や『ジェラート・カルナ』そして、ラーバンの森を拠点とした農業女性たちと、それを応援し参加してくださる人たちの『田舎のヒロインわくわくネットワーク』。
これらはとりもなおさず産直、提携であり、アメリカのCSAであり、フランスのアマップでした。放し飼いの鶏の卵を欲しい人たちが集まって、お金を出し合って鶏の雛を飼い、卵を産んだら分け合って買ってくださる。搾りたての牛乳の欲しい人たちが出資して乳牛を飼い、牛の乳を搾り、牛乳を分け合って飲む。毎月、たまごの五の日に集まって、鶏や牛や食べものや農業や環境や教育の勉強会を開き、お互いに助け合い農業や食の背景を学び、理解していく。そのことによって地域の食の環境が守られ維持されていく。
暗中模索の中から探り出した私たちの活動は、フランスの発表者の取り組みにも共通するものであり、世界に先駆けて通用する取り組みだったことに気がつきました。研究会の参加者で訪れた視察先の農場や、農家民宿や共同経営の農家レストランや直売所の取り組みなど、これらの取り組みはまさに、田舎のヒロインの日本各地の女性たちに見られる取り組みであり、私たちの活動や取り組みは勝るとも劣らず世界に共通するものでした。
一緒に同行して下さった広島の梶谷きよみさんが、夫満昭さんとともに、ハーブを通して地域に築いた類まれなる取り組みは、まさに世界に共通し、誇ることができるCSAであり、アマップでした。
田舎のヒロイン一人ひとりが、ネットワークに参加し、お互いに刺激し、学びあい、農業や食に関わりながら、精神的にも経済的にも地域に根ざして自立し、それぞれの活動や取り組みを行う。今なお模索しながらさまざまな試みや取り組みを行う女性たちと、夫を含め、生産者・消費者を問わず、田舎や都会を問わず、それを応援してくださる方々とのゆるやかな自主的なネットワークを組み、誰にもどこにももたれかからず、自らの足で大地に立つ。こういう取り組みは世界でも類まれなものでした。そしてこういう取り組みこそが地域の経済を支え、活性化を与えてくれます。この取り組みが増えることによって小さな経済の動きがたくさん集まって地域を維持し、これからのわたしたちの暮らしを支えてくれるのです。地域の暮らしを支えあうことによって文化が生まれ維持されていきます。私たちが田舎で暮らし、地域を維持し、田舎と都会を結び、これからの時代を切り拓いているのだという確かな手ごたえを感じさせてくれました。農業が豊かになることによって、食が充実し、人々の暮らしが、地域が豊かになり、平和が維持される。戦争反対を声高に叫ばなくても、食べものや農産物を生産し、それぞれの地域の環境を守り、維持し農林業を大切にしていくことによって私たちは平和を維持しているのです。適正規模を逸脱した農業は環境破壊を起こしますが、自分たちの身の丈にあった農業や農的な暮らしは平和運動につながるということを私はレンヌで発見したのです。
雪印100株運動・・・雪印は変わり続けた!
2000年6月末、雪印乳業大阪工場での食中毒事故から端を発した牛肉偽装表示事件。
日本の食のあり方と食品加工業者の姿勢が問われる社会状況になりました。
酪農家たちによって設立し、牛乳とともに育ち、成長し変化した雪印の生い立ちを知れば、生産者として不買運動をしたり、黙って手をこまねいていることはできません。このままでは日本の酪農基盤が揺るぐ!子供たちや家族の健康が危ない!田舎のヒロインのメンバーが生産者や仲間たちに呼びかけて、この指とまれで雪印の株を一人100株、10人で1000株買って代表を総会へ送り出し、総会で発言し取り組んできた雪印再生・支援の試みと信頼回復運動。雪印100株運動は雪印乳業を通して、株を保有することで、消費者は最も厳しい批判者であると同時に最も安定した顧客となる可能性があり、生産者は自分の納入する生乳に対する責任感をいっそう強めることにもなる。企業も、経営の立場から両者に対して言うべきことは言う。従来のような不買運動ではなく、新しい形の生産者と企業と消費者を結び、これから食品企業が目指すべき関係作りへの先駆的な役割を果たして来たともいえます。
「安全・安心」の食品企業像を求めて、応援し、監視し、要求する、女性たちが株主になり、企業と食の変革に乗り出した雪印100株運動は、分離した乳業分野が、全農や全酪連と合併してメグミルクとなり、メグミルクが再び雪印と経営統合したことを機会に9年間の100株運動を終了いたします。
●岸康彦監修 「農に人あり志あり」 創森社発行 2200+税
グリーンチャンネル【スカイパーフェクトTVとケーブルTVで放送されている競馬と農業の専門チャンネル】の農業番組部門のアグリネットで2007年4月から2009年3月までの2年間にわたり農の対談番組「アグリトーク」が放送されました。この番組はアグリネットの製作スタッフによる最初で最後、前代未聞の貴重な時代の証言の記録です。
ナビゲーターは岸康彦氏。九州から北海道まで11農家12人とじっくりひざをついて話し合った対談であり、映像の記録集でした。その番組が一冊の本になりました。
ひとえにジャーナリスト岸康彦氏の戦後の農の歴史を熟知する深い知識と、現場で働く人々を知る大きな想いの結集であり、集大成です。それはまた、未来への提言と農の世界の可能性であり、大きな希望に満ちています。この番組がずっと続くことを願っていましたが
それもかなわず、アグリネットそのものが解散の危機に瀕してしまったのです。残念なことです。「農に人あり志あり」を監修された岸康彦氏はこう語っています。
「大規模農業法人の経営者から自給型の農家まで、それぞれの日本を代表する顔ぶれである。農業観は多様であり、中には意見を対立するところもあるが、共通して胸を打たれるのは食と農への思いの深さである。いかに地域を大切にしているかも知っていただけよう・・・」
ぜひ、ご一読ください。秋の夜長、味わい深い人生の志を紐解いてください。
●「ゼロからでもできる農業のススメ」常瀬村泰著 扶桑社新書 720+税
「自己資金がゼロからでも農業は始められますか」の質問に作者は「答えはイエスであり、ノーでもあります」と言っています。「今はまだ漠としているけれど、現在の暮らしや生き方にちょっとだけ疑問を感じている。自分と家族の将来に少なからぬ不安を抱いている。これからの人生を考える時、頭のどこかに「農業」の2文字が一瞬でも浮かんだことがある・・・。
そんな人が、いざ農の扉をたたいてみたいと思ったとき、わずかなりとも役立つかもしれない、ささやかな「道路標識」を提示したに過ぎない。」
著者は家の光協会の農業雑誌「地上」編集部で田舎のヒロインの「女性農業会議室」を担当。さまざまな雑誌の製作現場で、あらゆる職種や階層の人々に取材。多くの経験を積んで農からの発信を続ける小瀬村泰人氏。ぜひ、手に取って読んでみてください。
●「本来農業宣言」著者 木内孝・宇根豊・田中進・大原興太郎・榊田みどり他 コモンズ 1700+税
「これまでの常識はこれからの非常識」【文中より】
ビジネスチャンスにあふれた農の世界へ、新たな生き方と農のバイブルを!自然の循環を活かし、農薬と化学肥料に依存しない農業へ。18のかっこいいモデルと10の斬新な提言を!
新しく農業をやりたい方、農の可能性に行き詰ったとき、ページを紐解いてみてください。
男女共同参画社会基本法ができてから10年。農山漁村の男女共同参画はどれだけ進んだか?
来年度2010年3月10日に行われる農山漁村女性・生活活動支援協会の主催の、
「農山漁村女性の日のつどい」に向けて、JA女性部、全国漁協女性部、
全国林業研究グループ女性会議、女性農業経営者会議、 農業会議所、
全国酪農青年女性会議、生活研究グループ、など農山漁村女性の
8団体の代表者による意見交換会が行われ、畜産縦断いきいきネットワーク、やまと凛々アグリネットの方々とともにオブザーバーとして出席を要請され、これからの男女共同参画を考えることになりました。
戦後男女平等の民主主義の教育を受け、経済的にも物質的にも豊かになった現代日本。男女共同参画社会なんて当たり前のこと。若者たちはなおさら当たり前。家事育児の分担なんてあって当然。なのに、なぜ、こんなにも男女共同参画が叫ばれているのか?と感じる一方で、農山漁村の男女共同参画が遅れていて、今なお村の中で、家庭で男尊女卑の残っているところが多いと感じるのも現実。
1975年(昭和50年)に国連が国際婦人年世界会議をメキシコシティで開催。国際婦人年の目標(平等、発展、平和)を設定し、「世界行動計画」を採択しました。これに基づいて1979年(昭和54年)国連第34回総会で「女子差別撤廃条約」が採択されました。女性に関するあらゆる差別撤廃条約です。その後、10年ごとに「国連婦人の10年」世界会議を開き、婦人の地位向上がどれだけ進んでいるかを見直し、評価し、それに伴う勧告がなされることになりました。それを受けて日本は1985年、男女雇用機会均等法を公布し、女性差別撤廃条約を批准しました。1985年にナイロビ会議、1995年に北京会議。2000年にニューヨークで、国連特別総会「女性2000年会議」が開かれました。
日本では1999年に「男女共同参画社会基本法」が公布・施行されました。同時にこの年、「食料・農業・農村基本法」が公布・施行されています。また2008年には女子差別撤廃条約実施状況第6回報告提出がなされました。
日本は、基本的な人間の能力がどこまで伸びたかを示す女性のHDI(人間開発指数)では、177か国中8位ですが、政治及び経済活動への女性参画を示すGEM(ジェンダーエンパワーメント)では93か国中54位です。人間開発の意識ではある程度進んでいるようですが、女性が政治活動に参画する機会がまだまだ遅れているということなのです。
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今日はクリスマス。外は荒れています。ログハウスの暖炉が赤々と燃えています。静かな夜更け、久しぶりにゆっくり流れる時間です。2008年もそろそろ終わりの日が近づいてきました。それぞれどんなクリスマスの夜を過ごしていらっしゃるのでしょう。この一年はとても長くてとても短かったような気がします。3月の田舎のヒロインの全国集会からあっという間に日々が過ぎ、これでもかこれでもかと驚きを超えてあきれるような食品偽装。経済効率を優先するあまりの経済破綻。企業の倒産。派遣社員の容赦ない首切り。社会の流れは怒涛のように渦巻いて、職を失い、住処を失った人達がどこでどのように今を過ごしていらっしゃるのか、吹きすさぶもがりの声に、コートのエリを立て、震えながら夜通し歩き続けた11月のパリの冬の夜空と、裏通りの店の軒下に布団にくるまってちじこまっている浮浪者や、行き場もなく地下鉄の石畳に座り込んでいる人達を思い出します。この寒さに皆どうしているのでしょう。それでも生きていけるのは不思議なことです。凍えない限り、人はどんなことをしてでも生きていくことは出来るのだということを、パリの夜の裏町を歩き続けて確信したのかも知れません。
この11月に3週間フランスとドイツへ行ってきました。フランスでは主にホームステイで、ドイツではファームステイで友人たちと共同生活を送りながら過ごしました。フランスもドイツもおきているのは日本と同じような状況ですが、人々の暮らし振りはとても堅実です。大きな経済の流れに振り回されることなく、地域で自分たちの経済を維持しながらいかに暮らすか、長い歴史の中で暮らしの知恵が成り立っているようでした。
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11月6日・7日・8日 フランス レンヌ大学
「分かち合う農業—産と消の連環を基盤とする産直農業のあり方と可能性を問う—」
というテーマで、フランスのブルターニュ地方にあるレンヌ大学で、第2回日仏友好50周年記念文化事業として研究発表会が開かれる予定です。イタリア、フランス、日本などから研究発表がなされます。
詳細はこちらからダウンロードしてください。(Word)
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★今年は11月に沖縄県宮古島で‘もうもう母ちゃんの集い'があります。宮古島は小さな島ですが、エメラルドグリーンの美しい海に浮かぶ島。そこに住む人達もおおらかで心温かいところです。詳細は淡路島の石上さんにご連絡ください。0799-85-0727 石上敬子様
★6月26日雪印の株主総会で札幌へ行きました。広島から梶谷さんが、東京から吉田佐柄子さんが来てくださって、今回は3人で出席しました。労働組合の問題が毎回のように後を引き、社外取締役の日和佐信子様や高野瀬社長の罷免の動議が出され、緊張が走りました。株主総会の報告を書いていただきましたので読んでいただければと思います。尚、株主総会の感想を求められ、今後にいかしたいと言う雪印乳業・松本様からの連絡があり、報告文をお送りさせていただきました。
★先日高知へ行きました。久しぶりに元農業改良普及員さんの山重慶さんのお宅に集合した、高知のメンバーにお会いしました。宮脇真由美さんは高知県JA女性部長、中村富貴さんはJA春野女性部長。皆それぞれ、農業委員やJA女性部長など地域のネットワークのなかで元気いっぱいでした。片山俊子さんのユーモアのセンスには磨きと鋭さが加わり、澤田智恵さんは健康を取り戻し、風刺のユーモアが一段とさえ、若い人達を支え育てることに元気いっぱい。エネルギーを振りまいています。
★JA土佐市のピーマン部会では天敵農業を始めました。農薬取締り法によって今まで使っていた農薬が使えなくなったり、ピーマン、シシトウに使える農薬が少なく、ポジティブリストの導入などで様々な問題にぶちあたり、化学農薬は使わないよう、自分たちで土着天敵を探し、ハウスに放して、ピーマンやシシトウを育てることをはじめました。その結果約80%農薬減になり、天敵をハウスの中で飼育し始めました。やがて6月から10月、嶺北の農家のナスの収穫ハウスが終わったら、10月から6月の南国市のシシトウ農家のハウスへ天敵を貸し出す。それが終わるとまた天敵は自分のハウスへ戻ってくるという、地域と地域の天敵リレー。この天敵を他県へ持ち出そうとしても、生態系を崩すので駄目!そこで土着天敵を見つけ出し、ノウハウウを生かしてそれぞれの地域で天敵を探し、天敵の架け橋技術が必要です。面白い農業の時代がやってきそうですね。暑いハウスの中で農薬散布作業をするより、外から天敵を採ってきて放し、飛んでいく方を見るほうが楽しい。天敵は買う時代から、飼う時代に入ったようです。
★高知では四万十市の田辺客子さんの農家民宿‘はこば'で泊めていただきました。ゆったりしたログハウスで客子さんの手料理の夕食をいただき、貴重な時間を過ごしました。夢語りで議員になって緑援隊四万十川の源流を守りたいという地域の夢をかなえつつ、忙しい日々のやりくりに乾杯!
★北海道では新得の湯浅優子さんの 農家民宿‘つっちゃんと優子のまきばの部屋'を訪ねました。一日一組のお客様のおもてなし。心地よい時間とご夫妻の団欒の時間をいただいていのちのお洗濯。息子さんの奥さんの綾子ちゃんがスタッフに加わってシンプルかつ斬新な手料理。北海道農家民宿のパイオニアここにありです。
★北海道では知る人ぞ知る高橋牧場。ニセコの高橋真由美さんの高橋牧場とミルクランドを訪ねました。ヨーグルト、アイスクリーム、シュークリームにプリン、米粉ロールケーキやカステラ、新しく始まったバウムクーヘン。ミルクから広がる夢と可能性を追い求め高橋夫婦の二人三脚。子どもたちを巻き込んで地域の若者たちの働く場を作り、新しい農と食のあり方への挑戦が続きます。羊蹄山のふもと・第二牧場への夢も広がります。
★3月の全国集会で話し合ったグリーンツーリズムの実現へ向けて、農家民宿、農業体験、農産加工、朝市、産直、農家レストラン、などのヒロインを結び、若者たちをつなぎ、企業の人達を迎え入れるグリーンツーリズム冊子を作るために、時間をつくって皆さまの取り組みの取材をさせていただくために歩き始めました。
機会をつくってお訪ねしたいと思います。どうぞ、ご協力よろしくお願いします。また、ぜひ取材をと言う方は事務局までご連絡くださいませ。
★ガーデンアイランド北海道2008清里フォーラム
農、食、景観―私たちが守るもの、私たちがつくるもの
北海道清里のフォーラムに参加しました。町を花で飾り、美しい街づくりをと言う試みです。2日目田舎のヒロインin清里~女性によるローカルデザイン会議に参加しました。コーデネーターは江戸川大学の鈴木輝隆先生。熊本県の人吉で農村のお母さんたちと農村レストランひまわり亭を立ち上げ運営している本田節さんとの対談でした。女性たちの知恵と工夫と働きが農村を変えていくというパワーある活動。好奇心と行動力に満ち満ちた女性でした。うつくしい知床半島の自然を満喫し、北海道の自然の豊かさと大きさの中にすっぽりうずまった楽しいひと時でした。
★グリーンチャンネル・アグリネットで3月の田舎のヒロイン全国集会の番組が出来ました。希望者は事務局へご連絡ください。実費でダビングをお願いしようと思います。
12月4日(火)から5日(水)にかけて、つくばの農環研において交流会を行うことになりました。直前の連絡になってしまいましたが、ふるってご参加くださいませ!
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ヨーロッパでも、戦後、豊かさを求めて若者たちは農村を離れ、田舎は過疎になり、自給率も落ち、農家は農業だけでは生活できない状況が続きました。今から20年前に訪れたデンマークでは、若者たちが田舎を離れ、都会に出て、残されたお年寄りたちがヘルパーの助けを借りて、自立の暮らしを続けている様子を目の当たりにしました。
7年前に訪れたドイツのハンブルグ近郊の小さな町、ヴィンゼンの農村では、過疎が進み、農家を継続する若者もいなくなって、お年寄りがなくなったあと、農家のトラクターや農機具や家財道具が広い体育館のような建物の中に集められ、村の競売にかけられていました。その競売の残りの品々が展示され、新しく農業を始めるために村へやってきた人達に安い値段で転用され、その代金は村の維持費に使われていました。
都会へ出た若者たちはお年寄りたちを、都会へ招きますが、住み慣れた田舎を離れることの出来ない老夫婦や、都会へ出ても一人故郷へ帰ってしまうお年よりも多く、社会問題になっていました。
そこでドイツでは農村に住む若い夫婦たちに助成金を出して、広い農家の土地と家を利用して、お年寄りの共同のホームを作り、ふるさとにお年寄りが助け合って暮らし、若い夫婦が村に住んで、農業を営みながら、農業だけでは生活できない部分を、買い物や生活の手助けが出来るよう、元気なお年寄りの生活の手伝いをすることによって経済的に成り立つようなシステムを作り始めていました。
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参議院選挙を前に、様々な話題が賑わい、あいも変わらず食品の偽装問題が明るみになり、あまりのひどさに驚きを通り越し、あきれます。豚肉を牛肉と偽り、ミンチにしてコロッケにすればわからないからと消費者を馬鹿にするにもほどがありますが、どうしてこんなに簡単にだまされてしまう消費者が多いのでしょうか?
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みなさま、是非ご参加ください!
●第6回NPO田舎のヒロインAND 学生たちとのわくわくネットワーク全国集会開催
来年2007年3月1日から2日、早稲田大学において第6回の田舎のヒロインぜんこく集会を開きたいと思います。
今回は趣向を変えて、学生さんたちに参加してもらい、一緒に実行委員会を組んで、食品企業の方々に呼びかけ参加してもらいたいと思います。人間が健康に生きていくために日本の国が農業を大切にし、本来の農や食のあり方に軌道修正できるよう、学びと行動を行い社会に一石を投じることができるような集いにしたいと思います。
実行委員会を組んで予定を立てて内容を作り上げていきます。第一回ヒロイン全国大会開催後、10年の時間を得て、早稲田大学にNPO農楽塾が出来、彼らを中心としてあの美しい日本庭園の大熊庭園の中に、田んぼが出来ました。そのメンバーが副総長の堀口先生に働きかけてくれて、堀口先生がボランテアセンターに働きかけてくださって、早稲田大学ボランテアセンターと協賛の形で小野記念講堂を会場として3月1日、2日に全国集会を開催できる予定です。これからの日本の農山村をどのように変えるのか。みなさまぜひとも時間と費用をやりくりしてご参加ください。そして叡智を培ってください。
そのために実行委員会で学生たちと議論をし、語り合い彼らとともに良心ある企業や政治家にも働きかけて生きたいと思います。
●第2回 農業環境技術研究所の研究者との交流会について
昨年、11月30日から1日にかけて行われた農業技術研究所の研究員との交流会を今年も行う予定です。現場で起こる様々な課題の原因がなにか、一つ一つ究明されていきます。予定はこれからですが、ぜひご参加ください。
●子ども夢基金・わくわく子供塾について
今年も子供夢基金の助成を受けることが出来、福井・滋賀・長野の3箇所で、子供塾を開催することになりました。都合をつけてご参加ください。これらを参考に、来年は皆様の地域でも子供塾にトライしてみてください。
9月22日~24日 福井県おけら牧場 ラーバンの森にて・森と海の恵み
10月26日~28日 滋賀県安曇川紀伊国屋ファームにて・かまどを使ったごはん
3月15日~16日 長野県にて・雪国の暮らしを古老から学ぶ
今年の2月半ばのことだ。
「イルカの絵を描いていただけませんか?」
三国にある越前松島水族館の館長さんがやってきた。
話はこうだ。今からちょうど10年前のこと、三国の海に座礁して真っ二つに割れたロシアのタンカー・ナホトカ号の船主部分が漂着した。積んでいた重油があふれ出し、海はまっくろ。一面重油の海。このままでは海が死んでしまう!
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大分県の地域ブランド推進の食のフォーラムで大分へ行った。
大分は数回訪れたことがある。のどかな大分のイメージはずいぶん変わっていた。駅の近辺を歩いたら、久しぶりの大分市は企業誘致で駅の近辺は開発と破壊と建設のラッシュで、驚いた。駅の前や周辺にビジネスホテルが立ち並び、企業誘致でサラリーマンが利用するためか、アメリカのホリデイ・インのような簡易ビジネスホテルが増えていた。かつてはビジネスホテルといっても、ホテルらしくチェック・イン、チェック・アウトがきちんとホテルのフロントマンと相対で出来たが、新しいホテルはチェック・インのあと支払いは自動計算機で。お金を払うと部屋のカード・キイが出てくる。そのあとは自由自在。チェック・アウトはそのまま無し。朝食はサービスといって、ご飯と味噌汁とあるいは、ロールパンやトースト、お漬物と、野菜の刻んだものと、煮物とお魚の切り身を自分でよそって簡単にすます。北海道ではフロント横のロビーで立ちながらおむすびと味噌汁をサービスというのもあって、まるで餌をのどにかきこんで仕事に出て行く企業戦士というスーツ姿の男性たち。この日本の経済は彼らによって支えられている部分が多いようだけれどなんだか、気の毒な気がしてきた。何のために企業で働いて、何のためにお金をもうけているのだ?
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「絵を描くのやろ。面白いもん、持ってきてやるから」
出嶋さんのおじさんが留守の間にバケツにハリセンボンを入れておいていった。
帰ってきたら、青いバケツの中でハリセンボンが白い腹を出してひっくり返っていた。「なんや、死んでるが」というと、あくる日、水槽を持ってきた。
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今から10年ほど前に、なけなしの小遣いをはたいてブルーベリーの苗木を80本買った。北陸は寒いから寒冷地のほうがいいだろうと山形の苗木屋さんから送ってもらった。石ころだらけのごろごろした畑に穴を掘って、ピートモスと堆肥を入れて間隔をたっぷりあけて植えた。毎年梅雨ごろになると、草だらけになって、草を抜きながら小さな苗を必死に守った。小さな苗はなかなか伸びない。草林を見て夫が言った。実もならない草だらけの畑はやめてしまえ!と。そのうち必ずブルーベリーは実るからと娘に手伝ってもらって、草をとった。
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滋賀県からブルーベリーフィールズ「紀伊国屋」のかよちゃんがやってきた。
「蟹をおもいっきり食べたいねん」
久しぶりに休みを取って、友人のなっちゃんとお母さんの康子さんと一緒にやってきた。
蟹は本当は11月の6日ごろが解禁だから、もっと早いほうがおいしい。年を越して2月に入ると、脱皮して水がにといって身はスポッと抜けて食べやすいが、身の引き締まるような寒さの中で大釜に湯気を立てて熱々の茹で上がったばかりのズワイガニが最高!
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11月に秋田の大潟村へ行った。その日はとっても荒れていたが、八郎潟の水をかい出して干拓した、大潟村の大規模なお米作りの広大な田んぼをみた。大潟村のお母さんたちとの夜の交流会で、「三国へ行きたいな。三国へ行くからね」という話になった。
あれから3ヶ月、2月11,12日の連休に本当に大潟村から5人のお母さんたちがやってきた。前日の夜行列車の寝台に乗って朝早く、越前鉄道の三国の電車の駅に着いた。「朝早いから、朝ごはんはどこかで食べていくから」という電話。いや、いや、田舎は朝ごはんがたべれるようなお店はないよ!と夫の返事。
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韓国へ行ってきた。
今、韓国では幸運を呼ぶという、金の豚の貯金箱が流行っている。
小さいものから大きいものまで金ぴかでピンクのアイシャドウをつけた青い目玉がくるんとかわいらしい。
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一頭の牛が立てなくなった。わかはや号という。栄養失調だからと獣医さんがビタミン剤と点滴を打ってくれた。ごつごつした背中の骨が痛ましい。確か夏のころにも栄養失調で獣医さんに点滴を打ってもらっていた牛だ。「もうすぐ出産も近いのになんで栄養失調に?」というと「餌がすくなかったんや」憮然として夫が言った。
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師走を前に農業環境技術研究所[農環研]の研究者の方々と田舎のヒロインわくわくネットワークのメンバーとの交流会が行われました。そもそものきっかけは今年の4月に農環研の評価委員と言う仕事を依頼され、研究者の研究内容のファイルが送られてきたことから始まります。農業の様々な研究がなされ、読んで見ると私たちが日ごろ現場で疑問に感じていることの多くの研究がなされ、知りたいことがいっぱいありました。日本国内ばかりではなく世界的な視野の研究もあり、研究だけの研究ではとてももったいない。そのことを左藤所長さんにお話したら、現場の女性達の様々な疑問や意見をぶつけてもらって、研究者と話し合ったらお互いに刺激になるだろうから、交流会をやってみないかとの提案を受けました。
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大潟村から帰って、二日後。新潟県の上越総合病院の病院祭に招かれてでかけました。直江津駅から,車で15分ほど。広い田んぼの埋立地の後に建った大きな新しい総合病院。中へ入ると広い吹き抜けの空間がゆったりして,従来の病院のような押し詰まった息苦しさは感じられない。廊下もゆったりして天井も高い。入り口の受付のスペースで先生方や看護士さんたちのフルートやギター演奏,コーラスなど,患者さんや町の人たちがソファに座って音楽を楽しそうに聞いています。この病院には文化を大切にする心がありました。
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先日、初めてジェラートのクレームが来ました。
メールでした。
「子ども二人はバニラを食べたのですが、気持ち悪い。食べられないといいます。食べてみると確かにざらざらで溶けた後、上あごに脂肪分なのかべったり張り付いて不快。もったいなかったのですが二つ捨てました。今一度、確認してもらえないでしょうか」というものでした。
残っているものを皆食べてみました。三とうりの味がありました。ひとつは生クリームが大目の滑らかな感触のもの。もうひとつは普通のバニラ。最後のバットのバニラはもそっとしてぱさぱさして、食べた後、下に脱脂粉乳の成分のような感触が残ります。いつもと違ってまずいものでした。
11月7日~8日、秋田県の大潟村へ行きました。
大潟村は戦後の開拓史のなかで日本最大の干拓プロジェクト。アメリカ型の大規模な機械化農業と豊かな理想の農村を目指して八郎潟の水を抜き、水面下・4メートルの大地を米作りにかけた昭和40年代に始まった世紀の大事業でした。
この大潟村に大学の先輩が入植しているとわかったのは数年前のことです。秋田へは数回ほど訪れていますが,大潟村の話をじっくり聞いたのは初めてでした。国は大規模農業の米作りを目指す政策で干拓をはじめながら,皮肉なことに、この後、減反政策をも始めるのです。これが大潟村の矛盾の始まりでした。
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広島のわくわく塾のスタッフの皆様、お疲れ様! ありがとうございました。
3日目、最後の日に、瀬戸内海の島の豊町から浜本さんと万道さんのお二人がいらっしゃいました。豊町は瀬戸内海の真中、広島と愛媛の中間に浮かぶ島大崎上島と大崎下島の二つの島の一つ。大崎下島の方の山間部の町。広島県に属する島。ここでみかんやレモンを作っている浜本さんご夫妻。万道さんはみかんを作りながらだんなさんは船を持ち漁に出る。若者達は都会へ出、高齢化が進んで田畑は荒れ、みかん山の放棄地が出る。何とかして若者達が訪ねてくれるような島にならないだろうか。
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初日は池田牧場でお父さんの牧場の説明と案内。乳搾り、バターとチーズ作りの体験、翌日は野外遊びの天才・人間幸学研究所の和田芳治先生を迎えて山の木や落ち葉を集め、新聞紙をこよって火だねを作り、マッチを擦って火おこし、子ども達にとってマッチをするのが大冒険。火が起きたら焚き火、焼芋体験。何と、火おこしが一番の人気だった。
午後はテレビのダッシュ村の指導者で生態学の守山弘先生の野外散策。山道を歩きながら山の植物を採集し木の実や、植物のその名前やいわれ、散策の後は顕微鏡で調べ、ミクロの世界を。興味深々の秋の山道。なんと自然の植物を知らないことの多いこと。!
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材木屋さんの倉庫と、空き地を借りて、やぐらを組んで、ネットを張ってアングラ桟敷ができた。東京から演出家を呼んできて、地元の料亭の親父さんを引っ張り出して、哲学的なユニークな持ち味を生かして役者に仕立て、なんと原発銀座の福井で、核戦争で廃墟になった大地の上で生き残った3人の男女が出会い、語り、主人公の男の住んでいた故郷三国へと目指した旅の中での現実とも空想ともつかない話。
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「タマを知りませんか?白い子猫です。先日から帰ってきません。心当たりの方はお知らせください。待っています。トーマス、カール、モモ、ヨーコ」
子猫のタマがいなくなった。張り紙をしたが帰ってこない。
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「滋賀の仲間達の田んぼでお米を作ったのだけど、玄米のジェラートできないかな?」滋賀で獣医をしている娘の美峰から電話をもらった。新米の玄米を送るという。お米のリゾットはイタリアでたべた。それをヒントに古代米リゾットを作った。おけら牧場の田んぼで作った黒米を元にキヌヒカリを加えて牛乳で炊いて、生クリームと牛乳とグラニュー糖と安定剤を少量いれてホワイトベースを作り炊いた。
黒米とキヌヒカリをいれてフリージング。紫色の美しいお米のリゾット・ジェラートができる.。中の黒米がぽりぽりしておいしい。ぽりぽり黒米をかじっていると、田んぼを無心に泳いでくる合鴨の姿を思い出す。
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虫の声もにぎやかに、野山や田畑を横切る風も肌に優しく、秋、真っ盛り。稲刈りも終わりほっと一息!と思いきや、北朝鮮が核実験を行ったのではないかというニュース。国際間の北朝鮮に対する経済制裁やその対処方法が声高に語られています。
場所は日本海を挟んで日本の向かい側。風が吹けば風に乗って、雨が降れば雨にしみて放射能が降ってくる。孤立無援の核の怖さを知らない国々が核をもて遊ぶ怖さ。21世紀になってなお、世界を相手に戦争をしかけている国が隣国にある!平和で穏やか、豊かな日本では想像もつかない時を生きている人々が隣国にいることにあまりにも無関心だったことに気づかされます。武力か、経済か、それとも対話か?平和であり続けることの難しさ。隣国がどんな国か考えることもなかった私たちの日常に愕然とします。私たちの大切な家族の命が危険にさらされている!いいえ、地球上の生きとし生けるものすべての命が危険にさらされているのです。平和であるために何をしなければならないのか?あせらずあわてず、足下の日々の暮らしを大切ひ、正確な情報をつかみ、見極め、行動すること。そのためには私たちは何をしたらいいのでしょうか。
無関心や無知でいることは罪であり、知らずに危機を招くことにもなる時代です。
ロッテスノーの提案をアドバイスをいただいて、2004年からはじまった茨城県のひばりネットワークの取り組みはどうなったのでしょうか?
この夏、ひばりネットワークの農産物を使ったアイスクリームが美野里ふるさと食品校舎の佐久さんの製造によって「ラークジェラート」として本格的に発売されました。
「自分たちが大切な人のために育てた旬の野菜や果実をアイスクリームにしたい。そんな夢から生まれた"ヒロインアイス"。広がるみどりの畑と牛たち。そんな光景を思い浮かべながら、冷たいデザートで心温まるひとときを!」パッケージに表示された言葉です。
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●ニッポン 人脈記1 女がはたらく 朝日新聞社文庫新刊 630円
戦後60年、日本を差さて、今を動かし生きる人々をめぐる物語です。それぞれの人生がどのように交錯し、歴史を作り上げてきたのか。時代の表層に現れる動きを人々の暮らしの中から掘り起こそうとする朝日新聞連載記事の文庫化。時代の動きのなかで田舎のヒロインの動きとその意味、歴史的な役割も描かれています。 1冊600円で事務局扱い のとやへ 0776-77-2360
●食の世界地図 21世紀研究会編 文春文庫 890円
世界各地の料理、食材に隠された3000年の歴史。人が日々口にする食べ物は各民族の歴史が詰まっている。その意味を説き明かしてくれる楽しい書物です。
●白州次郎 占領を背負った男 北康利著 講談社 1800円
日本の戦後がどのように処理されたのか?学校で習わなかった歴史の事実。日本国憲法がどのように出来たのか。歴史の裏表を生きた白州次郎さんの伝記。日本にもこんなにカッコイイ男性がいたのか!ぜひご一読を。目からうろこの日本戦後史です。
気がついたらジェラートおばさんになっていた。
スタッフのくれたあだ名は「きまぐれヨーコ」。自己ちゅうで、自分の好きなものを、周りを気にせず創っていく。美味しいと思えば、スタッフや居合わせた客の誰かれなく味見をさせる。しかも、素材にあわせていつの間にか値段も変わっている。これが気まぐれでなくてなんだろう!そういいながらもスタッフはお客様同様、旬の野菜や果物の味のジェラートを堪能している。
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