月1オンライン勉強会開催中!

2021年4月からの取り組みとして、外部講師を招いて田舎のヒロインズメンバーの知見を深め、広めるための勉強会「月1オンライン勉強会」を開催しています。

独立行政法人 環境保全機構地球環境基金、及び、公益財団法人 再春館「一本の木」財団、からの助成を受けて開催。

これまで講師をお願いしたのは、農業や食の商品開発などの分野で活躍する方から、冒険家、組織づくりの専門家まで、非常に幅広い業界の方々。毎回、取り組みを紹介いただいたのち、田舎のヒロインズメンバーからの質疑応答やフリートークセッションなど合わせて約2時間ほどの勉強会を行っています。

農業、家事に育児と忙しい女性農家者たちの集まる田舎のヒロインズですが、農業のことはもちろん自分たちが住む地域のこと、環境のこと、社会のこと、など幅広く学びを深める機会を設けることは大切だと考えています。

質疑応答を含む、セミナーの全部分については田舎のヒロインズ会員限定配信
一部の公開可能な部分についてはYouTubeにて一般公開 しております。

YouTube 一般公開動画リスト

2021年6月 中村陽一さん
「NPOの組織づくりと運営について」

<講師プロフィール>
中村陽一
 立教大学 法学部法学科 教授 社会デザイン・ビジネスラボ会長。社会デザイン学会会長。NPO法人やソーシャルビジネスの運営サポート等、現場と大学院 を往復しつつ実践的研究、政策提言等に取り組む。ニッポン放送「おしゃべりラボ~しあわせSocial Design」パーソナリ ティ。ジャズライブでのリーディングや演劇プロデュースなど幅広い活動も行う。専門分野は、「社会デザイン学」「ソー シャルビジネス」「コミュニティーデザイン」「NPO/市民活動論」ほか。

2021年9月 和泉真理さん
「ヨーロッパの美しい農村風景からこれからの日本の農業を考える」

<講師プロフィール>
和泉真理
 社団法人日本協同組合連携機構(JCA)客員研究員。東北大学農学部卒業。英国オックスフォード大学修士課程修了。農林水 産省勤務を経て現職。

2021年10月 廣林花音さん、橋本佳奈さん
「生きる 〜20代女子から見る農業・農村の魅力とは〜」

<講師プロフィール>
廣林花音
慶應義塾大学総合政策学科在学生。富山県射水市生まれ。慶応義塾大学総合政策学部3年生。 コロナの影響でキャンパスには通えないが、場所に限られない学びの環境を生かし、「休学しない農村留学」をしながら、オ ンラインで大学に通う生活をしている。2021年の4月に熊本県(南阿蘇)をスタートし、田舎のヒロインズの理事メンバーの 元を中心に、全国各地の農家さんの農繁期を電気自動車で旅をしながら、山形(村山市)、北海道(士別市)、福井(あわら 市)を巡った。

橋本佳奈
「百姓」に憧れる25歳。大学卒業後、日系金融会社で1年間勤めるも、農業・食の分野に携わりたいという強い思いから会社 を辞め、南阿蘇村に移る。南阿蘇村では田舎のヒロインズ理事長の大津愛梨が経営するコメ農家の他、多品目栽培を行う農 園、老舗温泉旅館、など多くの事業者の手伝いをしながら、農村での新しいワークスタイルを確立しようと模索中の毎日。9月 下旬より南阿蘇村でおみそしる屋さんをオープン。自家栽培大豆を使った味噌づくりワークショップなどを計画中。

2021年11月 山中大介さん
「ヤマガタデザインから考える地域活性化とは」

<講師プロフィール>
山中大介
株式会社 ヤマガタデザイン 課題を解決する事業をデザインすることで、地方都市の凡ゆる課題は未来への希望に変えるこ とができる。2014年ヤマガタデザイン株式会社を設立。地域と全国から資本調達(34億円)し、山形庄内から全国にも展開可能 な課題解決のモデルづくりに挑む。田んぼに浮かぶ木造ホテル「SUIDEN TERRASSE(スイデンテラス)」、天性重視個性伸長 の教育施設「KIDS DOME SORAI(キッズドームソライ)」、人材紹介ポータルメディア「ショウナイズカン」、有機農業プラッ トフォーム「SHONAI ROOTS(ショウナイ ルーツ)」、農業経営者育成学校「SEADS(シーズ)」、農業ロボット開発「有機米デ ザイン」などの街づくり事業を手掛ける。

2021年12月 大塚浩司さん
「山岳レース開催による自然活用と地域活性化」

<講師プロフィール>
大塚 浩司
Nature Scene代表取締役 長野を拠点に様々なアウトドアプログラムを企画、全てのアウトドアフィールドを利用して四季折々の自然の楽しみ方を提 案。特にトレイルランニング業界の発展に力を入れており自身でもプロアスリートとして、月に一度レースに参加する傍ら、 国内で現在14レースを運営。

2022年2月 高橋大就さん
「ゼロになった町から、日本で一番のワクワクを。 全 町避難の町へ移住した元外務官僚の挑戦。」

<講師プロフィール>
高橋大就
1999年に外務省へ入省。日米安全保障問題や日米通商問題を担当した後、2008年に外資系コンサルティング企業へ転 職。2011年、東日本大震災の直後から東北支援のNPOへ参画。同年5月、一般社団法人東の食の会の立ち上げに関わり、 同会の事務局代表に就任。その後、コンサルティング企業を退社し、オイシックス株式会社海外事業部長(執行役員)に就 任。2020年、一般社団法人NoMAラボを設立し、代表理事へ就任。2021年4月より福島県・浪江町へ移住し、まちづくりに関わる。

2022年3月 荻田泰永さん
「日本唯一の北極冒険家が開く本屋「冒険研究所書店」」

<講師プロフィール>
荻田泰永
日本唯一の「北極冒険家」。カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に主に単独徒歩による冒険行を実施。2000年より 2019年までの20年間に16回の北極行を経験し、北極圏各地をおよそ10,000km移動してきた。世界有数の北極冒険キャリアを 持ち、国内外のメディアからも注目される。